耐震工事は耐震診断士のいる㈱かまがたにお任せください!

市川市認定木造耐震診断士です!

当社社長は「市川市認定木造耐震診断士」です。

耐震の事ならなんでもご相談ください!

あなたの家は地震に弱い?

 地震の多い日本では、住まいの強度がとても大事です。

あなたの家は地震に強い家ですか?

築30年以上の木造住宅で、大規模リフォームをしたことが無い場合は要注意!

専門家による診断を受けておらず、地震に弱い家だったとしても気づけないからです。                    

地震が起きた日も自宅で過ごしたい

   大規模な地震が起きたとき、もし家が倒壊しなければ、自宅で避難生活を送るという選択肢ができます。

たくさんの人がいるストレスフルな避難所より、地震後も自宅でペットと一緒に避難生活を送れるととよいですね。

公的助成金の手続きもおまかせ!

耐震工事を行うと、国や自治体から補助金を受け取れる場合があります。

耐震工事は費用のかかるものですから、できるかぎり負担をへらしたいものです。

㈱かまがたでは、条件に合う助成金制度をご紹介します。

煩雑な申請手続きはすべて㈱かまがたにお任せください!

耐震工事施工リポート

   かまがたが実際に手掛けた耐震リフォーム工事を紹介します。

  市川市 A様邸(築60年の2階建て木造住宅) 

  家族が増えるのを機にフルリフォームをしたい。又、古い家なので耐震補強もしたい、とのご依頼を受けました。  

  工期・予算ともきびしく、又建物の構造上の問題もあり、他社で引き受けてもらえなかったとのことでした。

  

1 現場調査・耐震診断

まずは現地調査、そして耐震工事に欠かせない耐震診断を実施しました。

当社では図面上と簡易な現場調査による一般診断のほかに、実際の建物の状態を詳しく調査する精密診断も行っております。

今回は精密診断を行い、じっくりと細部までA様宅の状態を確認します。

天井裏・床下にも潜るのでしっかり装備します!

現場調査の結果を会社に持ち帰り、耐震診断結果と耐震工事の計画を練ります。


       

 施工前の様子

2 耐震工事計画書作成

耐震診断の結果、A様邸の耐震評価は0.17でした。

建築基準法では、この数値が1.0以上だと倒壊しない、という評価になる為、A様邸の0.17という数値は非常に危険なものでした。(倒壊する可能性が高い)

表の右に地震被害を想定した3次元CGがありますが、1Fがぺしゃんこ、2Fもぺしゃんこで滑り落ちています。


そこで基礎や壁、結合部の補強等を行い、耐震評価を1.29まで上げる計画を立てました。  

やみくもにあちこち補強しても、地震の力を分散するバランスが悪くなり数値は上がりません。

おうちに均等に力がかかるようにすると、家にかかる地震の力をうまく分散させることができます。

精密診断をもとに、今どの部分は地震に強いのか、弱いのかを把握して適切な場所を補強する計画をたてます。

この計画を立てることができるのが耐震診断士です!     

3 耐震工事計画書・御見積書提出 

 A様に耐震工事計画書と御見積書をお渡しし、ご説明いたしました。

当社は社長が耐震診断~現場監督まで行う為、耐震診断の結果のこと、どのような耐震工事をするか、予算の事、リフォームの事など、疑問点・不明点は何から何までその場で解決できます。

A様の疑問にも一つ一つお答えし、ご安心頂けたようで無事ご契約させていただくことになりました。

4 公的助成金手続き

  A様のご予算は当初から厳しいものがありましたので、できるだけご負担を減らせるよう、市と国の助成金制度を活用することをご提案しました。

公的助成金制度は手続きが煩雑で非常に大変ですが、すべて当社が無料で引き受けます。

今回利用したのは、市川市耐震助成金(上限76万円交付=当時)と、国土交通省次世代住宅ポイント制度(省エネリフォームが対象・23万ポイント、23万円相当の商品と交換=現在は終了)。

工事前に、当社より市川市に耐震計画の資料を提出し、この時点で市の厳しいチェックが入りますのでA様も安心です。

市と当社との間で何度かやりとりをし、ようやく市からOKが出ました!いよいよ工事スタートです。


  

5 耐震工事開始

STEP1 解体

   いよいよ工事開始。まずは解体からです。今回はスケルトンリフォームの為、柱や梁・土台など建物の基盤だけ残し、その他は全て撤去します。     

STEP2 基礎補強工事

  解体が終わったら、基礎の補強工事に入ります。     

基礎補強 施工前

 A様の家の基礎は、土の上に設置された小さい石の上に柱が乗っているだけの状態(独立基礎 )でした。

写真でもわかるように、とても危なっかしい状態です。

地震の揺れに弱く、地面が横に揺れると柱が石から落ちてしまう可能性があります。

基礎補強 施工後

鉄筋入りのコンクリートを使い、面で支える「布基礎」にし、基礎を強化しました。

これによって地震の揺れにも十分耐えうる基礎になります

STEP3 土台補強工事

土台は家を支える大事なものです。どんなに上の方を耐震補強しても、土台が弱ければ倒壊の可能性が高くなります。

A様邸では、解体時に家の土台部分に想定以上の腐食が見つかりました。

追加工事が必要になった為、すぐにA様に現状をご説明。明確な見積りを出し、ご了承を得て工事を進めさせていただきました。

このようにリフォーム工事では予期せぬ事態も起こり得ますが、当社では迅速・丁寧な対応を心がけています。

お客様に無理強いすることなく、ご納得いただいたうえで工事を進めていきます。

 土台補強 施工前

外壁に隠れていた部分に、想定以上の腐食が見つかりました。

土台が腐食していると、建物の強度が出ない為交換が必要になります。

土台補強 施工後

土台を入れ替え、アンカーボルトでしっかり固定しました。

透明の防蟻処理剤も塗布しています。

リフォームでもここまでの補強が出来ます!

STEP4 金物取付

地震で柱や梁が抜けることのない様に、補強金物を適宜取り付けていきます。

むやみに補強するわけではなく、全体のバランスを考えて補強しています。

STEP5 構造用合板張り

必要な部分には厚さ9mmの構造用合板を張り、地震の揺れに負けないよう面で家を支えます。

こちらも張る場所が悪いと、地震の揺れが家に均等に伝わらず危険なので、しっかり計算の上、張る場所を決めています。

耐震補強で構造用合板を張る場合、打つ釘の種類・釘打ちの間隔・釘打ちの場所が大変重要です。

決められたとおりに打たなければ、著しく強度が低くなってしまいます。

釘のピッチをしっかり確認しながら打っていきます。

打ち終わったら一か所ずつしっかりチェックして記録を残し、正しく施工できているか確認をします。

6 リフォーム工事

耐震工事が無事終わりました!引き続きリフォーム工事に入ります。

工期もタイトな為、急ピッチで、でも丁寧に作業していきます。

7 完成・お引渡し

ついにA様邸の工事が完了しました!

もともとあった階段や、玄関のアンティークなモールガラスのサッシなど、「住まいの思い出」は残しつつ、それに溶け込むように新しい設備をプラスしました。

間取りも広々、使い勝手がよく、明るい空間に生まれ変わりました。

工事が終わってもかまがたの仕事はまだ終わりません。

助成金手続きの為、市役所に耐震工事の完了報告書を作成し提出します。

たくさんの資料・写真を用意し、再度市役所からの厳しいチェックを受けます。

正しい工事が行われたと認められ、無事市役所からのOKが出ました。

助成金がA様のもとへ。そのお金やポイントで、新生活に向けエアコンや掃除機をGETしたとのことです。